前回からかなり久しぶりのオデ考察になりました。
今回の「有利・不利の認識」ですが、前回の直前の最善手、直後の最善手よりは難しい考え方では無いのでまったりと茶でも呑みつつどうぞ。
とはいえ直前・直後の最善手の考え方があればさらに有効な考え方ですので、一応直前・直後の最善手の一例を挙げておきます。
~直後の最善手~
自分が第一審査開幕に1が減る時に23プレスをしている時などの有利な時の考え方
もし自分が相手の立場になって、第一審査に悪手であった1スピア様子見をしていたとしたら、その後の第一審査および第二審査、第三審査は自分ならどう打つかを考え、
それに対し後の審査で何が最善手なのかを23プレスしている自分の立場を考えて打つ。
~直前の最善手~
自分が第一審査開幕に1が減る時に1を叩いている時等の不利なときの考え方
もし自分が第一審査に最善手であった23プレスをしていたとしたら、その後の第一審査および第二審査、第三審査は自分ならばどう打つのかを考え、
それに対しどう打てば最善手なのか1スピアしている自分の立場を考えて打つ。
オーディション全体の最善手は直後の最善手になります。
とても簡略化した説明で微妙に違う部分もありますが、基本となる考え方はコレです。
直前・直後の最善手はこれだけにとどまらず、2ボム12やノボ13(12)等の色々な打ちや、他人のBAD、ボーダー読みミスなど色々な要素によって常に変動しますので、細心の注意を払うことが大切です。
それでは本編に行きましょう。
~有利不利の認識・逆転~
上でもちらっと触れましたが、基本的に対人六人戦においては、
減っていない流行を叩いている人が有利です
つまり1がガンガン減る時に23プレスしている人、1が減らない時に1を叩いている人は有利ですね。
これが一番基本的な有利・不利の認識になります。
自分がよく使う4節目ボムを例を挙げますと、
~5節目まで~
プレイヤー1:1-1-1-1-1
プレイヤー2:1-1-1-2-ボム
プレイヤー3:1-1-1-1-3
プレイヤー4:2-2-3-23-23
プレイヤー5:3-2-2-1-1
自分:3-2-2-ボム-1
こういった流れのオーディションがあったとします。
3節目までは圧倒的にプレイヤー1、2、3が有利です。ノーボム23プレスしている下3人は、上3人に酷いときはノボ12(403-630)や1ボ23プレス潰し(480-590-480)10点等をされたりします。
つまり圧倒的に不利な自分がなんとかするか、他人に任せるかの二択になりますが、それは人の好みによります。
今回のケースですと、他人に任せるのを選んだプレイヤー4が最も有利です
逆に自分からなんとかしようとしたプレイヤー5が最も不利になります。
こうなってしまった場合、今後の流れをどうなるか、自然に考えてみましょう↓
~9節目まで~
プレイヤー1:1-1-1-1-1-1-1-1-1 (3点)
プレイヤー2:1-1-1-2-ボム-ボム-3-2-123(5点)
プレイヤー3:1-1-1-1-3-1-3-1-ボム(5点)
プレイヤー4:2-2-3-23-23-23-23-23-ボム(4点)
プレイヤー5:3-2-2-1-1-1-1-ボム-ボム(5点)
自分:3-2-2-ボム-1-23-23-23-23(5点)
()内は取得点数です。
赤文字は対戦してて最も重点に意識しなければならないアピールになります。
プレイヤー3の1ボム13プレスは、形は13プレスですがそれが通らないと判断し1を強く叩く。つまり1ボム1スピアです
最も有利だったプレイヤー4は、他人のBAD無いのと2ボムを確認してから1ボム23を打ってます。
一見するとプレイヤー6の自分と大差が無いように見えますが、BADが見えたり、ボムがあまり飛ばなかったらノボ23をそのまま出来るのでこの場合はプレイヤー4のほうが良手となります。
惜しまれるのがプレイヤー2で、本来なら有利だったのですが2ボムしに行ったばかりにつらい状況になってしまっています。
プレイヤー2が3ボムや2ボム12、プレイヤー4が3ボムを打つ可能性が最近ですとありますが、
基本的にプレイヤー1は1ボム1スピア、プレイヤー3は2ボム13プレス、プレイヤー5、6は1ボム2スピア等の選択肢が取れますので基本的にプレイヤー4の不利&プレイヤー2の戦術ミスという点は変わりません(とはいえ他人のミスやBADを誘発させることが出来るので、おとなしくしているよりは良いかもしれません
今回は自分がよく使う有利不利の逆転を使いましたが、
もちろん1スピからや、開幕ボムからも当然有利不利の発生はありますし、それを逆転させる事は出来ます
さすがに全部を書くとそれだけでブログが埋まってしまうのでこの一例しか書きませんが、
自分が有利なのか不利なのかをいち早く認識し、不利だった場合は逆転させるのが勝利への近道のひとつとなります。
逆に言えば、有利不利を逆転される側の立場ならば、自分が有利な状況を保つように打ちましょう。
具体的に言いますとプレイヤー1と2の差です。
安易な釣りに引っかからず、
4節目に1が減るということは4節目からは自分が不利なわけですから、プレイヤー2のように2ボム10点を狙いに行くといった行為は自殺行為に近いです。
このケースなら2ボムで流1を1035叩かれる事は無いのでしっかりと1スピアを通すと良いですね。
もちろん3ボムが見えたら1ボム1スピアも忘れずに。
今回は比較的よくあるパターンの解説でわかりやすかったと思いますが、
有利・不利を感じ取るというのはアイマス対戦会にとってとても重要なウェイトを〆るもので、案外バカに出来ないものです。
相変わらずわかりにくい考察でしたが参考になれば幸いです(´∀`)
※
ぢそさんとの会話で、プレイヤー2が2ボテンプレをしてたらどうなるのかという話がありました。
プレイヤー1:1-1-1-1-1-1-1-1-1 (3点)
プレイヤー2:1-1-1-2-ボム-ボム-3-2-1(?点)
プレイヤー3:1-1-1-1-3-1-3-1-ボム(0点)
プレイヤー4:2-2-3-23-23-23-23-23-ボム(4点)
プレイヤー5:3-2-2-1-1-1-1-ボム-ボム(?点)
自分:3-2-2-ボム-1-23-23-23-23(5点)
この場合、プレイヤー3が流1を落とし0点になります。
そして、プレイヤー3が落とした5点分はプレイヤー2、プレイヤー5に配分されます。
つまり、
プレ2=7点(+2)
プレ5=8点(+3)
とかになります。
稀に
プレ2=5点(+0)
プレ5=10点(+5)
とかの火力差とかありますが、火力差については解説のしようがないので勘弁してくださいw
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