黄昏のシンセミア

体験版の感想。

かなりよかったです。製品版買おうっと（やるかは不明だけど買うだけで支援になると信じたい）

これは見事に俺の、二流良作アンテナが見事に反応致しました。
ストーリーは、甘い恋愛モノではなく、それでいて感動モノでもない（たぶんだけど）
どちらかというと重いストーリー。決して暗いストーリーではない（今のところは）
とにかく見ててハラハラ感がパない。距離感や臨場感、雰囲気を出すのが上手い。
そして世界観に引き込まれる。　あえて言うならば「記憶に残る」
個人差はあるだろうけど、惹きつけられるストーリーっていうのは最高だと思います。
演出・音楽もかなり良。

悪い点を挙げるなら、作画がちょと不安定です。素人目に見てもそうなのだから、きっと慣れている人なら違和感あるかも
あとストーリー・キャラが共に王道的で、内気な妹・ツンデレ・おっとり人妻・ボーイッシュな幼馴染といったありきたりなキャラクター達と、
「俺がおとりになる！お前は早く逃げろ！！うぉぉー！！→主人公は無事」（ネタバレのため透明）
といったように、ストーリーの展開が非常に読みやすいです。素直でとっつきやすいとも言いますが。
なんていうか今後、呪いとか祟りとか、不死の薬とか巫女とか選ばれた血筋＝主人公とかそういったワードが出てきそうな感じで、
まさに厨ニホイホイって感じのストーリーです。

え？わかりにくい？
わかりやすく表現しますと、　雰囲気はもののけ姫に近い
実際にシンセミアの主人公の腕が疼いて・・・とかいうのはありませんが（笑）
今思ったらもののけ姫は厨ニの集大成だったようにも思える
だがそれがいい
PCエンジンではなく、家庭用でテイルズみたいにキャラゲーRPGとして出した方が売れるんじゃね？（それは言いすぎか
あとシステムがかなり神らしいです。自分はちょっとよくわかりませんけど。
まあ今更個性的なキャラやストーリーを作るってのも難しい話ですよね。
もはやツンデレもクーデレも没個性となりつつあるこんな世の中じゃ・・・

そんな中、ウザかわ系のユイにゃんはある意味強烈なキャラクターだったなあと思います。